幼児時代*幼児時代*☆元気がとりえ まりちゃんはとにかく元気でした。 普通に子供がかかるような病気も、かかったかどうか記憶にありません。 水疱瘡はあったかな?それも赤いブツブツがあったような気がする、という程度 です。 かぜをひいてお医者さんに行っても、甘いシロップ薬がうれしいような子供でし た。 39度ぐらい熱が出ていても、たいてい食欲があって次の日にはケロッとしていま した。 (37度でもぐったりしてしまうおかあさんとしては、とても考えられないことで す。) だからおかあさんは子供の病気についてほとんど知識がありません。 人に聞かれても役にたてません。それがよかったのか、悪かったのか・・・ 大きなけがもなかったし、そういう点についてだけ言えば、全く心配の要らない 子供でした。 ☆生きた学習(?) まりちゃんは3,4歳ぐらいからひらがなを一つずつひろって読んでいました。 絵本とかカルタとか遊びの中で覚えたので、おかあさんは楽チンをしてしまいま した。 覚えると使ってみたいと思うのが人情でしょう。 まりちゃんも例外にもれず、商店街を歩いていると、いろんなお店の看板など 見て、「た・・こ・・や・・き・・。おかあさん、たこやきだって♪」 カタカナを覚えたら「ア・・イ・・ス・・ク・・リ・・-・・ム・・」って なんで食べ物ばっかりなんだ? 簡単な漢字まで読めるようになったひには、もう、選挙ポスターの名前を大声で 読み上げて、立候補者を支持してるわけでもないのにおかあさんは汗が出ます。 数字は電柱の番地やエレベーターの停止ボタンで覚えたし、花の名前、虫の名 前、それから人に会ったらあいさつすることとか・・・ まりちゃんは幼稚園には行かなかったけど、歩きながらいろんなことを勉強した ね。 |